- General Session
Shimon Phippsからは、Javaの目指すオープンスタンダードの形や、そのための具体的な取り組みに関する話がありました。そしてMatt Thompsonからフィリピンで行われているJEDIプロジェクトの紹介。久米孝氏からは情報政策における"オープン"の考え方や取り組みについての紹介。そしてミコ・マツムラからはJavaの歩んできた10年の回想と、これから先の10年の展望について。ミコのプレゼン中に、PCがネットワークに繋がらなくなるというハプニングがあったのですが、まったく問題ないとばかりに話をつないでいました。凄いです。
- Next Generation Dependency Injection
Seaser2の最新版の機能や、今後の展望などについての紹介。
- Still More Programming Puzzlers
今回最も参加したかったセッションがこれです。ケータイからのエントリでも書きましたが、さすがに難問ばかりで頭が痛くなりそうでした(笑)
- Tigers and Mustangs and Dolphins, Oh My!
Puzzlersの後にJosh & Nealに写真撮影をお願いしたりしていたのでこのセッションは途中から参加したのですが、内容はサンフランシスコのときのものと全く同じだったと思います。JSRから見たMustang(やDolphin)の新機能の紹介でした。
- NetBeansが加速するEoD~「Javaの壁」を取り除く
入門者にJavaを教えるには、NetBeansは非常に適しているという話。コンソールベースで実習させても無意味に分かりにくくなるだけで、全く身には付かない。NetBeansを使うことでそれを回避することができるという事例の紹介でした。教える立場にいる人間としては大いに共感できる内容でした。
- POJO+Annotation=次世代のJavaアプリケーション開発
これも途中からの参加だったのですが、POJOとAnnotationを利用したAPIやフレームワークの紹介を、具体的なソースコードの例を添えて行うといったものでした。
- Project Looking Glass Hacks
LG3Dで作成されたアプリケーションのデモを各製作者が行うという形式でしたが、解説内容はテクニカルセッションよりも幾分専門的なものでした。やっぱりLG3Dのデモは見ていて楽しいなぁ。
この後、LG3D BOFの打ち上げにも参加させていただきました。いろんな分野の方々と有意義な話ができ、とてもエキサイティングな時間でした。