先日発表されたGPLv3がいろいろなところで物議を醸してますが、Linusは今のところLinuxカーネルのライセンスをGPLv3に変更する気はないようです。
CNETの記事: L・トーバルズ、「GPLバージョン3」に難色:ニュース - CNET Japan
要するに新たに追加されるDRM関連の条項が気に入らないということで、背景にはGPLv3にするとプロプライエタリなドライバを提供してもらえなくなるかもしれないという懸念があるようです。もっともLinuxカーネルのライセンスには「(GPLv2.2でもGPLv3.xでもなく)GPLv2にのみ従う」と明記されているので、GPLv3が正式にリリースされても(Linusの気が変わらない限り)特に影響はないということですね。