FreeBSD 7.xを対象にカーネルパニックを引き起こす危険性のある脆弱性が報告されています。
http://security.freebsd.org/advisories/FreeBSD-EN-09:01.kenv.asc
カーネル環境変数によってバッファサイズが設定される際にこの範囲に制限が設けられてない箇所があり、kenv(2)によってユーザランドプからこれを変更することで最終的にカーネルパニックを引き起こすことができてしまうそうです。早急なアップデートが必要です。
FreeBSD 7.xを対象にカーネルパニックを引き起こす危険性のある脆弱性が報告されています。
http://security.freebsd.org/advisories/FreeBSD-EN-09:01.kenv.asc
カーネル環境変数によってバッファサイズが設定される際にこの範囲に制限が設けられてない箇所があり、kenv(2)によってユーザランドプからこれを変更することで最終的にカーネルパニックを引き起こすことができてしまうそうです。早急なアップデートが必要です。
Amarok絡みで、FreeBSD Daily TopicsにAmarok2をビルドする際のポイントが解説されています。
FreeBSD Daily Topics:2009年3月24日 Amarok2ビルド方法とトラブルシューティング|gihyo.jp … 技術評論社
x11/kdebase4-hogehogeというのは、Gnome環境の人の「kdebase4ってデカすぎてDLやビルドに時間かかるしディスク圧迫するしで何とかならんのか」っていう意見から最近追加されたもので、KDE実行環境を細分化してインストールするファイルを最低限で済ませるようにしたものです。KDEベースのアプリケーションをそれほど使っていないという人は、kdebase4をやめてkdebase4-hogehogeを個別にインストールするようにした方がいいケースもあるかもしれません。
メディアプレイヤーのAmarikに、任意のコードが実行可能となる複数の脆弱性が報告されており、それを修正したバージョン1.4.10_3がports(audio/amarok)に追加されました。早急なアップデートを。脆弱性の詳細は以下を参照のこと。
http://secunia.com/advisories/33505
FreeBSD 7.xに対して、プロセスの特権増大の危険性に対するセキュリティアドバイザリが出されています。
http://security.freebsd.org/advisories/FreeBSD-SA-09:06.ktimer.asc
これはプロプロセス・タイマーを利用するプロセスが、使用するタイマーを指定するために使用する整数が適切にチェックされていないことが原因で、カーネルメモリの任意の場所を書き換えることが可能になるとのこと。この脆弱性によってプロセスのユーザIDを(rootなどに)変更したり、jailからエスケープしたり、セキュリティメカニズムを回避したりといったことができてしまうそうです。
対策としては、7-STABLEかまたはRELENG_7_1/RELENG_7_0の最新のブランチにアップデートするか、公開されているパッチを適用する方法が挙げられています。
FreeBSD 7.2-RELEASEのリリーススケジュールが公開されました。最終リリースは2009年5月4日の予定になっています。
以下、抜粋。
以下の記事に、FreeBSDのカーネルのソースコードを読んで理解しようとしたとき、どこから手をつければいいかということがまとめられています。これは参考になるかも。
Reading the FreeBSD Kernel « int 80
AsiaBSDCon 2009行って来ました。チュートリアルは別の予定があって行けなかったので、土日の論文セッションだけ。Theoと名刺交換してもらいました:-)
以下、Sendmailの開発者であるEric Allman氏の基調講演より。内容はE-mailの歴史をインターネットの接続人口の変化と合わせて振り返るというような感じのもの。ここでは講演で取り上げられた出来事だけを列挙してみます。
その他興味深かったのは、「Email of the future」のひとつとして「Young people moving off SMTP-based email」と書かれていたこと。IMやソーシャルネットワークやマイクロブログに取って代わっていると。それでも「Random longer-term prediction」として「email will not die」としていて、今後はemailやIM、あるいは音声通信などの境目が曖昧になっていくだろうとのことでした。
以下の記事に、FreeBSDのカーネルのソースコードを読んで理解しようとしたとき、どこから手をつければいいかということがまとめられています。これは参考になるかも。
Reading the FreeBSD Kernel « int 80
AsiaBSDCon 2009行って来ました。チュートリアルは別の予定があって行けなかったので、土日の論文セッションだけ。Theoと名刺交換してもらいました:-)
以下、Sendmailの開発者であるEric Allman氏の基調講演より。内容はE-mailの歴史をインターネットの接続人口の変化と合わせて振り返るというような感じのもの。ここでは講演で取り上げられた出来事だけを列挙してみます。
その他興味深かったのは、「Email of the future」のひとつとして「Young people moving off SMTP-based email」と書かれていたこと。IMやソーシャルネットワークやマイクロブログに取って代わっていると。それでも「Random longer-term prediction」として「email will not die」としていて、今後はemailやIM、あるいは音声通信などの境目が曖昧になっていくだろうとのことでした。
http://2009.asiabsdcon.org/index.ja.html
Theo de Raadt氏の特別講演は明日、Eric Allman氏の基調講演は明後日です。Theoはこういうイベントには滅多に顔を出さないし、日本に来ることもないから、これを逃すともう会える機会はないかも。
AsiaBSDCon 2008のときのKirk McKusickによるセッション「A Brief History of the BSD Fast Filesystem」の動画がYouTubeにアップされています。
YouTube- A Brief History of the BSD Fast Filesystem, Kirk McKusick
AsiaBSDCon 2009において、OpenBSDのプロジェクトリーダであるTheo de Raadt氏が来日し特別講演することが決定したそうです。直接話が聞ける貴重な機会ですね。内容はOpenBSDのリリース・エンジニアリングについてってことになってます。
http://2009.asiabsdcon.org/timetable.ja.html#PT1
Gihyo.jpにおいて、FreeBSD 7.1-RELEASEに関する連載が開始されました。著者はFreeBSD徹底入門の共著者でもある三田吉郎さんです。
FreeBSD 7.1へようこそ:第1回 7.1-RELEASEの世界へ|gihyo.jp … 技術評論社
FreeBSD(やLinuxなど)でJDKを使う場合、GUIの日本語が豆腐になってしまって表示できないことがよくあります。特にNetBeansを使おうとしてこの問題にハマった人は多いと思います。Gihyo.jpのFreeBSD Dayly Topicsでその解決策が紹介されています。
Diablo-JDK16やJDK16の場合、これ以外にも次のようにfallbackのリンクを作る方法で回避できる場合もあります(OpenJDK6ではfallbackが有効でないためこの方法は使えません)。本質的な解決にはなっていませんが。
> ln -s /usr/local/lib/X11/fonts/TrueType ${JAVA_HOME}/jre/lib/fonts/fallback
とても分かりやすいと評判のAsiaBSDCon 2009のオンライン参加登録は、英語でしか登録できないという親切設計です;-) Gihyo.jpのFreeBSD Daily Topicsで詳細な方法が解説されているので参考にしましょう。
OpenJDK 6(/usr/ports/java/openjdk6)がportsに加わりました。が、まだビルドできません。
少なくともテスト段階においてamd64環境ではビルドできたことを確認しているので、近々修正されることでしょう。
FreeBSD 7.1-RELEASEによるデスクトップ環境を構築済みのVMWare用イメージです。ウィンドウマネージャはXfce 4(xfwm)で、アプリケーションとしてはFirefox、Thunderbird、Skype、Pidgin、XChat、OpenOffice.org、Gimp、xmms、VLCなどがインストール済みになってます。
ファイルはBitTorrentで配布されているのでまずこれをダウンロードして適当な場所に展開し、あとはVMWare Playerなり何なりで起動するだけ。Windows XP + VMWare Serverで試してみましたが、特に問題なく動きました。VM用の必須メモリが1GBと書いてありますが、512MBでとりあえずそれなりに動いてます。
初期ユーザはvirtualbsd:virtualbsd、rootパスワードはroot4u
デスクトップ環境はMacOS X風
とりあえず仮想マシン上にするBSD環境を作りたいっていう場合にはお手軽で良いです。ただ、この問題に対する注意は必要かも。
YouTubeのBSDConferencesチャンネル上で、AsiaBSDCon 2008のセッションの録画ビデオが公開されました。去年参加していない方は、今年のAsiaBSDConの前にぜひどうぞ。
New FreeBSD videos on bsdconferences youtube channel | FreeBSD - the unknown Giant
3月12日~15日に行われるAsiaBSDCon 2009のオンライン参加登録の受付がスタートしました。先日書いたように、3月1日までに登録すると参加費がディスカウントされます。
http://2009.asiabsdcon.org/registration.ja.html
今年は会期中にBSD Associate検定試験というものも行われるそうです。実行委員会側では検定会場の確保という点以外ではほとんどタッチしていないようですが。検定の登録は下記のサイトから。
http://www.bsdcertification.org/certification/