Frefoxニュース!経由。Firefoxの主要開発者の一人であるDavid Baron氏が、TraceMonkeyの開発の遅れが原因でFirefox 3.1のリリースが遅れまくっていることを問題視して、TraceMonkeyの正式サポートを3.2まで先送りするか、もうひとつベータ版を挟むべきだと提案しているという話です。
Getting serious about finishing 3.1 - mozilla.dev.planning | Google Groups
3.1の開発が遅れていることは事実で、スケジュール通りにリリースしようとなるとTraceMonkeyをフル機能で正式投入するのは難しい感じです。ただ、Beta 2ですでにデフォルトでオンになってしまっているので、今更オフにして3.2に回すというのも混乱の元のような。そうなると現実的にはベータをもうひとつ挟むか、記事で指摘されているようにベンチマークを先送りにして安定性の確保に注力するかという辺りが落としどころになるでしょうか。個人的には3.1はHTML 5対応のオフライン機能なんかが面白いので、パフォーマンスよりもとにかく早く正式リリースして欲しいと思うのですが。