Amazon EC2の料金体系に新たに「Reserved Instances」というモデルが追加されました。1年または3年契約で一時金を支払うと、オンデマンドの利用料が大幅に安くなるということらしいです。
Amazon Web Services Blog: Announcing Amazon EC2 Reserved Instances
料金表は下のような感じ(利用料は1時間当たり)
Standard | 1年 | 3年 | 利用料 |
---|---|---|---|
Small (Default) | $325 | $500 | $0.03 |
Large | $1300 | $2000 | $0.12 |
Extra Large | $2600 | $4000 | $0.24 |
High CPU | 1年 | 3年 | 利用料 |
Medium | $650 | 1000 | $0.06 |
Extra Large | $2600 | $4000 | $0.24 |
例えば$325を365日*24時間で割ると、1時間当たりでおよそ$0.037。これに1時間当たりの利用料$0.03を足して$0.067ということのようです。通常だと1年間連続稼動させるのに$0.1*24*365=$876かかるのに対して、これだと$587.8で済むのでかなりお得です。1年プランの場合、単純計算で4643時間≒194日以上稼動させるならリザーブドを利用した方がお得ということになりますね。あと、円高のときに一時払いしておくとかなりおいしい。