APTに2件の脆弱性が報告されており、Ubuntuにおいて修正版がリリースされています。対象はUbuntu 6.06 LTS、8.04 LTS、8.10。
USN-762-1: APT vulnerabilities | Ubuntu
1件はcronスクリプトで実行されるaptがdateコマンドの戻り値をチェックしないというもの。もし自動アップデートが夏時間の真夜中に設定されていた場合、この問題によってアップデートが実施されないかもしれないとのこと。もう1件はリポジトリの署名の期限および取消の有無をチェックしないというもので、これによってすでに有効でないリポジトリの署名を有効とみなしてしまうかもしれないとのことです。