青森ねぶた祭のオフィシャルサイトでも、出陣団体とねぶた下絵が公開されました。
http://www.nebuta.or.jp/shutsujin/shutsujin.html
初公開なのは、まず千葉作龍先生による3
作、サンロード青森の「義と愛「直江兼続」」とパナソニックの「古事記「素戔鳴」」、消防第二分団・あさひビールの「三国志「赤壁」」。千葉先生は赤・青というイメージが強いんですが、今年は特に青を基調とした配色になってますね。去年から導入された蛍光灯タイプの電球の場合は青の方が映えるので、もしかしたらそういう意図もあるのかもしれません。しかし兼続、赤壁と話題の2作を持ってきましたね。
それから竹浪比呂央先生による、JRの「役行者と蔵王権現」と青森菱友会の「津軽為信と卍・錫杖」。龍や獣じゃないですね。関羽の馬もそうですが、竹浪先生の新しい味が期待できるかもしれません。
日通の柳谷優浩先生は「難陀竜王」。これまた迫力の2頭の龍を纏う姿で描かれてます。勘違いしそうですが、これは真ん中の剣と宝珠を持っているのが難陀竜王ですね。
わたしたちのねぶたの「碇知盛」は青年会議所と同じ大物浦の戦いの平知盛が題材です。有賀義弘先生の自衛隊ねぶたは「水滸伝 轟天雷 凌振」。砲身が龍になってる発想が面白いです。どちらも一人武者ですが、こういうシンプルで迫力があるねぶたは好きです。