Mark Reinholdのブログに「Mustang Beta Blog Carnival!」というタイトルでMustang開発者の代表的なブログのエントリが紹介されています。
http://weblogs.java.net/blog/mreinhold/archive/2006/02/mustang_beta_bl.html
せっかくなので簡単に紹介してみます。個々の内容は、面白そうなものはまた時間のあるときに個別に取り上げたいと思います。
このエントリではChatが注目しているMustangの新機能が紹介されています。Chat Hasseは2Dチームのエンジニアです。
Beta版は最新のスナップショットと何が違うのか、という点について解説されています。簡単に言うと、Beta版はある程度厳しいテストをクリアした上でリリースされるからスナップショットよりは安定している、ということのようです。
HttpURLConnectionにおけるkeep-aliveの実装が改善されて応答性能が良くなったということが解説されています。
SolarisのDTraceを使用してmixed mode stack traceを追跡する方法が紹介されています。
MustangからはLDAPレスポンスの読み込みにタイムアウトを設定できるようになることと、カスタムソケットファクトリからの接続をプールできるようになることが紹介されています。
デスクトップ環境に関するより些細な変更を紹介しています。ButtonGroup.clearSelection()メソッドのこととかWindow.setMinimumSize()メソッドのこととか。Scott VioletはSwingチームの開発者です。
Mustangで導入されるTree API、JSR 269(Pluggable Annotation Processing API)、JSR 199(Java Compiler API)について紹介されています。
Mustangのセキュリティ関連の機能についてのサマリーがエントリされています。Sean MullanはJavaのセキュリティチームのエンジニアです。
新しいDrag and Drop機能について詳しく解説されています。Shannon HickeyはSwingチームのテクニカルリードです。
疲れたので続きはまた。